似た意味の語 紛らわしい語

「耐える」と「堪える」の使い分け

投稿日:

「耐える」と「堪える」の意味の違い

【耐える】我慢する、持ちこたえる

【堪える】対処できる、値する

「耐える」も「堪える」も、どちらもタエルと読む異字同訓の語です。

「耐える」は、辛さ・苦しみを我慢する、辛抱するという意味や、外部からの圧迫に負けずに持ちこたえるという意味をあらわします。

「堪える」は、「耐える」と同じ意味のほかに、任務・負担に対処・対応するだけの能力があるという意味や、するだけの値打ちがあるという意味もあります。

「耐える」の使用例

  • 激痛に耐える
  • 孤独に耐える
  • 暑さに耐える
  • 風雪に耐える
  • 耐えがたい屈辱

「堪える」の使用例

  • その任に堪える
  • 屋外での使用に堪える
  • 大人の鑑賞に堪える
  • 見るに堪えない〔=とても見ていられない〕
  • 遺憾に堪えない〔=心から残念に思う〕
  • 感に堪える=感に堪えない〔とても感動する〕

-似た意味の語, 紛らわしい語
-

執筆者:

関連記事

no image

「発行」と「発効」の違い

「発行」と「発効」の意味の違い 【発行】 印刷する、作る 【発効】 効力が発生する 「発行」と「発効」は、どちらもハッコウと読む同音異義語です。 「発行」は、図書や新聞などを印刷して世に出す、あるいは …

no image

「収める」「納める」「治める」「修める」の違い

「収める」「納める」「治める」「修める」の意味の違い 【収める】好ましい結果を手に入れる 【納める】しかるべきところに入れる 【治める】混乱が起こらないようにする 【修める】自分を高める努力をする 「 …

no image

「所用」と「所要」の違い

「所用」と「所要」の意味の違い 【所用】用事 【所要】必要とすること 「所用」も「所要」も、どちらもショヨウと読む同音異義語です。 「所用」は、用事・用件の意味をあらわします。誰かが用いることという意 …

no image

「丸い」と「円い」の使い分け

「丸い」と「円い」の意味 「丸い」も「円い」も、どちらもマルイと読む異字同訓の語です。 「丸い」は、球形(または円形)をしていることや、角がないこと、円満・穏やかであることを意味します。 「円い」は、 …

no image

「興業」と「興行」の違い

「興業」と「興行」は、どちらもコウギョウと読む同音異義語です。 「興業」は、産業を盛んにすることを意味します。「興す(おこす)」は、盛んにするという意味です。 用例:「殖産興業」「興業債券」 「興行」 …