紛らわしい語

「製品」と「商品」の違い

投稿日:

「製品」は、原料や材料を加工して作られた物を意味します。単なる「作品」ではなく、人が作った物のうち販売することを目的として作られた品物を指します。

「商品」は、販売するために作られ、あるいは仕入れて陳列されたもの(財物)を意味します。「金融商品」などというように、形のないサービスや権利についても用いられる語です。

同じ品物であっても、製造工程に着目すると「製品」となり、流通過程に着目すると「商品」になります。前者の用例として、「金属製品」「他社製品」「半製品」など。後者の用例として「取扱商品」「目玉商品」「花形商品」などがあります。

「商品」は「製品」を含む概念ですが、「商品」になるのは「製品」だけでるとはがぎりません。農業や漁業における生産物は製造加工された物ではありませんが、店頭に並ぶと「商品」になります。また、「商品」には形のないサービス・権利も含まれています。

-紛らわしい語

執筆者:

関連記事

no image

「整える(整う)」と「調える(調う)」の違い

「整える(整う)」と「調える(調う)」は、どちらもトトノエル(トトノウ)と読む同音異義語です。 「整える(整う)」は、乱れたものをなおすという意味です。整理、整備、整列、整形など。 用例:「服装を整え …

no image

「必至」と「必死」の違い

「必至」と「必死」は、ともにヒッシと読む同音異義語です。   「必至」は、必ずそうなる、そうなることは避けられないという意味です。 用例:「倒産は必至だ」 類語:必然   「必死」 …

no image

「興業」と「興行」の違い

「興業」と「興行」は、どちらもコウギョウと読む同音異義語です。 「興業」は、産業を盛んにすることを意味します。「興す(おこす)」は、盛んにするという意味です。 用例:「殖産興業」「興業債券」 「興行」 …

no image

「渇く」と「乾く」の違い

「渇く」と「乾く」は、どちらもカワクと読む同音異義語です。 「渇く」は、水分がほしい状態を意味します。 用例:「のどが渇く」「愛情の渇き」 「乾く」は、水分がなくなることを意味します。対義語は「湿る」 …

no image

「締める」と「絞める」の違い

「締める」と「絞める」は、どちらもシメルと読む同訓異字語です。 「締める」は、ひもなどを固く結ぶ、ゆるまないようにするという意味です。 用例:「ネクタイを締める」「鍵を締める」「財布のひもを締める」「 …