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「製品」と「商品」の違い

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「製品」は、原料や材料を加工して作られた物を意味します。単なる「作品」ではなく、人が作った物のうち販売することを目的として作られた品物を指します。

「商品」は、販売するために作られ、あるいは仕入れて陳列されたもの(財物)を意味します。「金融商品」などというように、形のないサービスや権利についても用いられる語です。

同じ品物であっても、製造工程に着目すると「製品」となり、流通過程に着目すると「商品」になります。前者の用例として、「金属製品」「他社製品」「半製品」など。後者の用例として「取扱商品」「目玉商品」「花形商品」などがあります。

「商品」は「製品」を含む概念ですが、「商品」になるのは「製品」だけでるとはがぎりません。農業や漁業における生産物は製造加工された物ではありませんが、店頭に並ぶと「商品」になります。また、「商品」には形のないサービス・権利も含まれています。

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