慣用句

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馬が合う(うまがあう)

「馬が合う」の意味馬が合う(うまがあう)は、お互いに気持ちがぴったり合う、という意味の慣用句です。お互いの気持ちや考え方がぴったり合う、人間関係がしっくりくることを、馬と乗り手との相性がよく合うことにたとえています。反対に、お互いの相性が悪...
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気が置けない(きがおけない)

「気が置けない」の意味気が置けない(きがおけない)は、気楽に付き合うことができる、という意味の慣用句です。「気」は、ここでは遠慮・気遣いという意味です。それが「置けない」ということで、遠慮がいらない様子を表しています。お互いに遠慮することな...
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水を差す(みずをさす)

「水を差す」の意味水を差す(みずをさす)は、順調なことのじゃまをする、という意味の慣用句です。順調にいっている物事を邪魔立てすることを、熱く沸き立ったお湯に冷たい水を注ぐと急に静かになる現象にたとえています。仲がよい関係を引き裂いたり、何か...
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身を粉にする(みをこにする)

「身を粉にする」の意味身を粉にする(みをこにする)は、苦労をいとわず懸命に努力する、という意味の慣用句です。体がこすれて粉になる。そのくらいに激しく体を使って働くという意味です。「粉」は、「こな」ではなく、「こ」と読みます。「身を粉にする」...
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お里が知れる(おさとがしれる)

「お里が知れる」の意味お里が知れる(おさとがしれる)は、その人の育ちや経歴などの見当がつく、という意味の慣用句です。「お里(御里)」は、里=実家の丁寧語で、氏素性(うじすじょう)や経歴などといった意味を表します。それが「知れる」というのは、...
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けりが付く(けりがつく)

「けりが付く」の意味けりが付く(けりがつく)は、物事の決着がつく、という意味の慣用句です。「けり」は、古語の助動詞であって、和歌・俳句の最後によく使われることから、ここでは結末や締めくくりといった意味を表します。その「けり」が付くということ...
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要領を得ない(ようりょうをえない)

「要領を得ない」の意味要領を得ない(ようりょうをえない)は、なにを言いたいのかがはっきりしない、という意味の慣用句です。「要領」は話の大事な箇所・要点という意味で、「得ない」はここでは理解することができないの意味。つまり、話が筋道立っていな...
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琴線に触れる(きんせんにふれる)

「琴線に触れる」の意味琴線に触れる(きんせんにふれる)は、聞き手に感動や共感を与えるという意味の慣用句です。「琴線」とは、琴(こと)の糸のことで、比喩的に心の奥にある共鳴しやすい感情を意味します。それに「触れる」とは、言葉がその感情にふれて...
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顔が広い(かおがひろい)

「顔が広い」の意味顔が広い(かおがひろい)は、付き合いが広くて多くの人に知られているという意味を表す慣用句です。ここでの「顔」はその人自身のことであり、また、「広い」は及ぶ範囲が大きいという意味で使われています。つまり、「顔が広い」で、その...
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顔が売れる(かおがうれる)

「顔が売れる」の意味顔が売れる(かおがうれる)は、世間に名が知られる、有名になる、という意味です。「顔」はここではその人の評判や知名度、「売れる」は広く知られるという意味で使われています。「顔が売れる」の使用例・「あの俳優は、最近テレビドラ...