敬語

「召す」の意味と使い方

「召す」の意味召す(めす)意味:何かを身に受け入れる行為を表す尊敬語「召す」は、見るの尊敬語「見(め)す」と同じ意味で、見るために呼び出すことから、呼び寄せる・招く・取り寄せるといった意味を表す尊敬語となります。この意味での尊敬語は現在では...
敬語

「おっしゃる」の意味と使い方

「おっしゃる」の意味おっしゃる(仰る)意味:「言う」の尊敬語「仰せある」が変化した語です。「仰(おお)す」は、上位の者が下位の者に対して命令する・言いつけるという意味です。そこから、目上の人が「言う」ことの尊敬語として使われます。同じ意味の...
紛らわしい語

「おざなり」と「なおざり」の違い

「おざなり」と「なおざり」の意味の違い【おざなり(御座成り)】その場かぎりの対応をする【なおざり(等閑)】深く気にかけない「おざなり」と「なおざり」は、語形も意味も似ていますが、ニュアンスが微妙に異なることばです。「おざなり(御座成り)」は...
紛らわしい語

「末期(まっき、まつご)」の読み分け

「末期」の読み分けと意味【まっき】終わりの時期【まつご】人の一生の終わり「末期」は、読み方によって意味が異なる語です。「まっき」と読む場合は、ある時代の終わりの時期という意味を表します。病状や情勢が救いがたいところまでひどくなったことを表す...
紛らわしい語

「造作(ぞうさ、ぞうさく)」の読み分け

「造作」の読み方と意味【ぞうさ】手間、もてなし【ぞうさく】建物内部を仕上げている物「造作」という語は、読み方によって意味が異なります。「ぞうさ」と読む場合は、なにかをすることを表しており、そこから、手間やめんどうといった意味で用いられます。...
紛らわしい語

「新規」と「新奇」の違い

「新規」と「新奇」の意味の違い【新規】新しく物事を行う【新奇】目新しい・珍しい「新規」と「新奇」は、どちらもシンキと読む同音異義語です。「新規」は、新しく物事を行うこと、いままでになかったことをすることを意味します。「新奇」は、目新しくて変...
紛らわしい語

「実る」と「稔る」の違い

「実る」と「稔る」の意味の違い【実る】実がなる、成果があがる【稔る】たくさん種を付ける「実る」と「稔る」は、どちらも「みのる」と読む異字同訓の語です。「実る」は、中身が詰まっているという意味で、そこから植物の実がなる・実を結ぶことを表します...
敬語

「差し上げる」の意味と使い方

「差し上げる」の意味差し上げる(さしあげる)意味:「与える・やる」の謙譲語「差し上げる」は、本来、手に持って高く上げるという意味です。そこから、二通りの意味を表します。一つは品物を与えるという意味の謙譲語で、もう一つは恩恵的に何かをするとい...
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「恐慌」と「凶荒」の違い

「恐慌」と「凶荒」の意味の違い【恐慌】景気後退による混乱状態【凶荒】ひどい不作、飢きん「恐慌」と「凶荒」は、ともにキョウコウと読む同音異義語です。「恐慌」は、恐れ慌てることですが、とくに経済で景気が急激に後退するときに起こる混乱状態を意味し...
紛らわしい語

「強行」「強硬」「強攻」の違い

「強行」「強硬」「強攻」の意味の違い【強行】強引に行うこと【強硬】容易に屈しない【強攻】無理に攻める「強行」と「強硬」は、どちらもキョウコウと読む同音異義語です。「強行」は、障害があるにもかかわらず強引に押し切って物事を行うことを意味します...