異字同訓

紛らわしい語

「住む」と「棲む」の違い

「住む」と「棲む」の意味の違い【住む】人間がそこで暮らす【棲む】動物がそこで生息する「住む」と「棲む」は、ともに「すむ」と読む異字同訓の語です。「住む」は、人間がある場所で生活するという意味です。人間以外の動物に対して用いることがありますが...
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「静まる」と「鎮まる」の違い

「静まる」と「鎮まる」の意味の違い【静まる】静かになる、心が落ち着く【鎮まる】混乱・痛みなどが落ち着く「静まる」も「鎮まる」も、ともに「しずまる」と読む異字同訓の語です。「静まる」は、動きがなくなって落ち着くことを広く意味します。物音がしな...
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「炭」と「墨」の違い

「炭」と「墨」の意味の違い【炭】木などが燃焼してできた物【墨】煤(すす)からつくる塗料「炭」と「墨」とは、どちらも「すみ」と読む異字同訓の語です。「炭」は、木材・竹材を蒸し焼きにして炭化させた物のことです。木炭(もくたん)、竹炭(ちくたん)...
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「静める」「鎮める」「沈める」の違い

「静める」「鎮める」「沈める」の意味の違い【静める】静かにさせる、心を落ち着かせる【鎮める】混乱・痛みを落ち着かせる【沈める】水没させる「静める」「鎮める」「沈める」は、いずれも「しずめる」と読む異字同訓の語です。「静める」は、広く物事を落...
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「無い」と「亡い」の違い

「無い」と「亡い」の意味の違い【無い】存在・動作を打ち消す【亡い】死んでこの世にいない「無い」と「亡い」は、ともに「ない」と読む異字同訓の語です。「無い」は、「~がない」「~しない」というように存在や動作・状態を打ち消す意味をもつ語です。一...
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「捕らえる」と「捉える」の違い

「捕らえる」と「捉える」の意味の違い【捕らえる】取り押さえて逃がさない【捉える】握って放さない、理解する「捕らえる」と「捉える」は、ともに「とらえる」と読む異字同訓の語です。「捕らえる」は、人間や動物など追及されて逃れようとするものを取り押...
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「後」「跡」「痕」の違い

「後」「跡」「痕」の意味の違い【後】順序が遅い、背中の向く方【跡】通り過ぎた・存在した印【痕】皮膚に残る印「後」「跡」「痕」は、いずれも「あと」と読む異字同訓の語です。「後」は、順に続くものごとで、順序・順番が遅いほうであることを意味します...
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「怪しい」と「妖しい」の違い

「怪しい」と「妖しい」の意味の違い【怪しい】疑わしい【妖しい】神秘的な魅力がある「怪しい」も「妖しい」も、ともに「あやしい」と読む異字同訓の語です。「あやしい」ということばは、基本的な意味として、実体がはっきりしないことを表しています。そこ...
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「当てる」「充てる」「宛てる」の違い

「当てる」「充てる」「宛てる」の意味の違い【当てる】触れさせる、的中させる、対応させる【充てる】ある目的に振り向ける【宛てる】届け先とする「当てる」「充てる」「宛てる」は、いずれもアテルと読む異字同訓の語です。「当てる」は、何かと何かをびっ...
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「有る」と「在る」の違い

「有る」と「在る」の意味の違い【有る】持つ、備わる、存在する【在る】存在する「有る」と「在る」は、ともにアルと読む異字同訓の語です。「有る」は、なにかを持っている、備わっていること、存在することを表します。一方、「在る」も存在することを表す...