「省みる」と「顧みる」の意味の違い
【省みる】 自分の言動についてかんがえる
【顧みる】 振り返る、気にかける
「省みる」も「顧みる」も、ともにカエリミルと読む同訓異字の語です。
「省みる」は、自分のした言動やふだんの在り方について可否をかんがえるという意味です。反省。
「顧みる」は、自分が通り過ぎた後を振り返るという意味で、そこから、昔を思う、気にかける、世話をするという意味でも用いられます。回顧、顧慮など。
「省みる」の使用例
- わが身を省みる
- 浅慮を省みる
「顧みる」の使用例
- 背後を顧みる
- 歴史を顧みる
- 身の危険も顧みず飛び込む
- 家庭を顧みる余裕がない