「形」と「型」の意味の違い
【形】 物の姿かたち
【型】 何かをつくるもとになるもの
「形」と「型」とは、ともにカタと読む同音異義語です。
「形」は、物の姿、かたち、ありさまという意味です。フォーム。
「型」は、何かをつくるときにそのもとになる形をもったものの意味です。そこから、模範となるやり方、同種の特徴をもったものという意味をも表します。原型、タイプ、パターン。
「形」と「型」とは、厳密に使い分けられているわけではありません。「型」の意味で「形」を用いることもあります。
「形」の使用例
- 洋服の形(かた)がくずれる
- 卵形(卵型)
- 髪形(髪型)
- 柔道の形(型)
- 尾形船
- 借金の形に取る〔=担保〕
「型」の使用例
- 型を取る
- 鋳型
- 血液型
- 型紙
- 型にはまる(はめる)
- 型を破る