「発行」と「発効」の意味の違い
【発行】 印刷する、作る
【発効】 効力が発生する
「発行」と「発効」は、どちらもハッコウと読む同音異義語です。
「発行」は、図書や新聞などを印刷して世に出す、あるいは証明書・証券や紙幣などを作って通用させるという意味です。
「発効」は、条約や契約などの効力が発生するという意味です。
「発行」の使用例
- 雑誌(パスポート)を発行する
- 発行所
- 再発行
- 発行部数
「発効」の使用例
- 条約が発効する
- 契約の発効時期
「発行」と「発刊」との違い
「発行」と似たような意味の語として「発刊」があります。
「発刊」も本などを印刷して世に広めるという意味ですが、その刊行物をはじめて出す場合のみにかぎられます。
2度目以降は「発行」あるいは「刊行」を用いることになります。