「会席料理」と「懐石料理」の意味の違い
【会席料理】酒宴で出す日本料理
【懐石料理】茶事で来客に出す料理
「会席料理」と「懐石料理」は、どちらもカイセキリョウリと読む同音異義語です。
「会席料理」は、江戸時代に発達した宴会・酒宴で出す日本料理のこと。あらかじめ用意した品数を膳に載せて出すもので、作法を重視せずに気楽に味を楽しむことが特徴の料理です。
「懐石料理」は、茶事(茶の湯の正式な茶会)で茶を出す前に来客に出す簡単な料理です。作った順に一品ずつ客に出します。簡素で見た目が美しく、旬の素材を用いた高級な料理です。
「会席(料理)」の使用例
- 会席膳(かいせきぜん)
「懐石(料理)」の使用例
- 懐石料理の作法
- 茶懐石(ちゃかいせき)