紛らわしい語

「媒介」と「媒体」の違い

投稿日:

「媒介(ばいかい)」は、二つのものの間に立って両者の関係をとりもつことです。

類義語に、「なかだち」「橋渡し」「とりもち」「きもいり」などがあります。

「蚊がマラリアを媒介する」「情報伝達を媒介する神経」などのように用います。

 

「媒体(ばいたい)」は、媒介をするもの、すなわち一方から他方へ伝えるなかだちの役割をするものを言います。

そこから、伝染病を媒介するものを指したり、情報伝達を媒介する手段を指したりします。

 

「媒体」と同じ意味のことばに、「メディア(media)」があります。

「メディア」とは、情報伝達の媒体という意味で、一般に手紙・新聞・テレビ・インターネットといった伝達手段を指します。「メディア」のうち、新聞・雑誌・テレビのように、とくに大衆に向けて広く情報を発信する媒体を「マスメディア(mass media)」と呼びます。

 

なお、メモリーや磁気ディスクなどのような情報を記録・保管するための物ないし装置は、「記憶媒体(メディア)」と呼ばれます。

-紛らわしい語

執筆者:

関連記事

no image

「疑・擬・凝」の違い

「疑(ギ)」は、うたがう、うたがわしいという意味をあらわします。 熟語として、「疑惑・疑義・疑心・疑問・疑念・疑心暗鬼・嫌疑・容疑・質疑・懐疑・猜疑(さいぎ)・半信半疑」などがあります。 「疑」には、 …

no image

「渇く」と「乾く」の違い

「渇く」と「乾く」は、どちらもカワクと読む同音異義語です。 「渇く」は、水分がほしい状態を意味します。 用例:「のどが渇く」「愛情の渇き」 「乾く」は、水分がなくなることを意味します。対義語は「湿る」 …

no image

「配付」と「配布」の違い

「配付」と「配布」は、いずれもハイフと読む同音異義語です。 「配付」は、関係する人の一人ひとりに渡すことを意味します。「付」は、手渡しするという意味。 用例:「資料の配付」「問題用紙を配付する」 「配 …

no image

「異常」と「異状」の違い

「異常」と「異状」は、ともにイジョウと読む語です。 「異常」も「異状」も、どちらもふつうではない様子・状態を意味しますが、「異常」のほうが一般的に用いられ、「異状」のほうは限定的に用いられます。 「異 …

no image

「文書」と「文章」の違い

文書(ぶんしょ):文字を書き記した媒体のこと 文章(ぶんしょう):文を連ねて、まとまった内容をあらわしたもの   「文書」は、情報の媒体となる物ですが、紙に文字を記したものだけではなく、電子 …