「沿う」と「添う」の意味の違い
【沿う】 流れに続く、したがう
【添う】 そばにいる、加わる
「沿う」と「添う」は、どちらもソウと読む同訓異字の語です。
「沿う」は、長く続くものに離れない状態を保つという意味です。そこから方針や基準にしたがうという意味でも用いられます。
「添う」は、そばに離れずにいるとい意味です。そこから、あるものに別のものが加わるという意味でも用いられます。
「沿う」の使用例
- 大通りに沿って歩く
- 川に沿う
- 会社の方針に沿う
- 意向(期待)に沿う(添う)
「添う」の使用例
- 二人で寄り添う
- 連れ添う〔=夫婦になる〕
- 買い物に付き添う
- 影の形に添う(ごとく・ように)〔=影のように、いつも離れないこと〕
- 趣が添う 〔=増す〕
- 資料を添える