「づくし」と「ずくめ」の意味の違い
【づくし(尽くし)】同類を並べあげること
【ずくめ(尽くめ)】そればかりであること
「づくし(尽くし)」と「ずくめ(尽くめ)」は、どちらも名詞の後について語を作る成分(接尾語)です。しかし、双方の意味に違いがあります。
「づくし」は、同類に属するものをすべて、あるいはできるだけ多く並べあげる意味を表します。
「ずくめ」は、そればかりである、それ以外のものがないことを意味します。
仮名遣いは、「尽くし」が「づ」、「尽くめ」が「ず」と書き表しすのが本則です。もっとも、「づくめ」と書いても間違いではありません。
「づくし」の使用例
- 国づくし
- 紋づくし
- 野菜づくし
- きのこづくし
「ずくめ」の使用例
- 黒ずくめ
- 結構ずくめ
- いい事ずくめ