「最後」と「最期」の意味の違い
【最後】ものごとの一番あと
【最期】死に際(ぎわ)
「最後」と「最期」は、ともにサイゴと読む同音異義語です。
「最後」は、いくつか続いている物事のもっともあと・うしろという意味。対義語は「最初」。
「最期」は、命が尽きる時、死に際という意味です。ある期間の一番うしろという意味では「最後」と同じですが、とくに人生や国の歴史など、そのものについてたった一度しかない終末をあらわすときに用います。
「最後」の使用例
行列の最後
最後の晩餐(ばんさん)
人生最後のチャンス
最後通牒(さいごつうちょう)
「最期」の使用例
最期を遂げる
最期を看取(みと)る
帝国の最期