「得意」と「特異」の意味の違い
【得意】満足・誇らしげである、上手である
【特異】特別に違う
「得意」と「特異」とは、どちらもにトクイと読む同音異義語です。
「得意」は、望みを達成して満足しているようすや、ほめられたりして誇らしげになっているようすを意味します。対義語は、「失意(しつい)」
また、他人よりも熟練していて上手くできる自信があるという意味にも使われます。対義語は、「不得意」「苦手(にがて)」。
なお、ひいきにしてくれる客という意味もあります。「得意先」「お得意さん」など。
「特異」は、他とくらべて特別に違っていること、あるいは、特別にすぐれていることを意味します。
「得意」の使用例
- 得意の絶頂にある
- 得意になる
- 得意顔
- 得意気(とくいげ)
- 得意満面(とくいまんめん)
- 得意な料理
- 得意とするところ
- お得意の芸
「特異」の使用例
- 特異な体験
- 特異体質
- 特異性
- 特異な才能