「対象」「対称」「対照」の意味の違い
【対象】目標となるもの、相手
【対称】対応しあってつりあう
【対照】比べあわせる
「対象」「対称」「対照」は、いずれもタイショウと読む同音異義語です。
「対象」は、なんらかの働きかけを行う目標となるもの・相手を意味します。オブジェクト。
「対称」は、お互いに対応し合ってつり合いがとれていることを意味します。あるいは、二つの図形がある点・線・平面をはさんで向き合う位置にあり、ぴったり重なり合うこと。シンメトリー。
「対照」は、二つのものを比べ合わせるという意味です。違いがきわだつという意味にも用いられます。コントラスト。
「対象」の使用例
学生を対象とした調査
非難の対象となる
研究対象
恋愛対象
「対称」の使用例
左右対称の文字
線対称・点対称・面対称
対称図形
「対照」の使用例
コピーと原文とを対照する
比較対照する
貸借対照表
好対照の二人
対照の妙