「風上に置けない」の意味と使い方

意味

【風上に(も)置けない】

「風上に(も)置けない」は、風上(かざかみ)に置くと臭くて我慢できないという意味です。

そこから、卑劣な人間を侮蔑(ぶべつ)していうことぱとして使われます。

多くは、「…の風上に(も)置けない」という形で用いられ、品性が劣っており同じ仲間として扱うことはできないという意味を表します。

使用例

「教え子に手を出すとは教師の風上にも置けないやつだ。」

誤用例

「彼はみんなの信頼が厚くて、風上に置けない存在です。」

このように、案外すぐれた側面があって侮りがたいという意味に誤用されることが多いですが、その意味では「隅に置けない」を用いるのが正しい言い方です。

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