「始終」と「終始」の意味の違い
【始終(しじゅう)】最初からの事情
【終始(しゅうし)】最後まで変わらない
「始終」と「終始」は、お互いに似ているようで、意味が少し異なる語です。
「始終」は、物事のはじめから終わりまでの事情を意味します。物事が移り変わっていく成り行きの全部。
「終始」は、はじめの状態・態度が最後まで変わらないことを意味します。途中変化せずに貫き通す。
なお、「始終」と「終始」のいずれも、「いつも、常に」という意味で用いられることがあります。
「始終」の使用例
- 事の始終を話す
- 一部始終〔=はじめから終わりまでの全事情〕
- 始終勉強している
「終始」の使用例
- すれ違いに終始する
- 終始一貫〔=はじめから終わりまで貫き通すこと〕
- 終始変わらない態度