「侵食」と「浸食」の意味の違い
【侵食】他を徐々におかす
【浸食】水が崩す・削り取る
「侵食」と「浸食」は、どちらもシンショクと読む同音異義語です。
「侵食」は、「侵蝕」とも書き、他の領域を徐々に侵(おか)し、食い込むことを意味します。物質的にだけではなく、精神的ことにも用いられます。
「浸食」は、「浸蝕」とも書き、水がしみ込んで、物を崩したり、土地を削り取ったりすることを意味します。
水や風などの力によって岩石や陸地が削り減らされる場合は「浸食」といいますが、学術的には「侵食」を用いることのほうが多いようです。
「侵食」の使用例
- 他国の領土を侵食する
- 生活を侵食する
「浸食」の使用例
- 波が海岸を浸食する
- 浸食(侵食)作用
- 土壌浸食(侵食)