「褒賞」「報償」「報奨」の違い

「褒賞」「報償」「報奨」の意味の違い

【褒賞】ほめる、ほめて与える金品

【報償】損害をつぐなう、しかえしする

【報奨】努力にむくいてはげます

「褒賞」「報償」「報奨」は、いずれもホウショウと読む同音異義語です。

「褒賞」は、模範となるような行為や努力を褒めたたえること、あるいは褒める意味で与える金品を意味します。褒美(ほうび)。似たことばである「褒章」は、国家が社会に貢献した人に与える栄典(の記章)のことです。

「報償」は、相手に与えた損害をつぐなうことで、主に国家や公共団体が弁償することを意味します。また、仕返しや報復という意味もあります。

「報奨」は、勤労など、組織にとって歓迎されるような行為に対して報いてそれを奨励するために与えられる金品のことを意味します。

「褒賞」の使用例

  • 研究が認められて褒賞される
  • 褒賞を授与する
  • 褒賞金

「報償」の使用例

  • 遺族へ国費で報償する
  • 報償費の計上
  • 報償金

「報奨」の使用例

  • 報奨制度
  • 報奨金
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