「痛む」「傷む」「悼む」の意味の違い
【痛む】痛苦を感じる
【傷む】傷ついたり腐ったりする
【悼む】人の死を嘆く
「痛む」「傷む」「悼む」は、いずれもイタムと読む異字同訓語です。
「痛む」は、強い刺激を受けて痛い、苦しいと感じるという意味です。苦痛。
「傷む」は、物が傷ついたり、腐ったりするという意味です。損傷、腐敗。
「悼む」は、人の死を嘆き悲しむという意味です。哀悼。
「痛む」の使用例
- 腰が痛む
- 傷口が痛む
- 心(胸)が痛む
- 懐が痛む〔=損をする〕
「傷む」の使用例
- 家が傷む〔=壊れる〕
- 傷んだミカン〔=腐る〕
「悼む」の使用例
- 故人を悼む
- 突然の死を悼む