「実体」と「実態」の意味の違い
【実体】ものごとの正体、本当の内容
【実態】実際の状態
「実体」と「実態」は、ともにジッタイと読む同音異義語です。
「実体」は、ものごとの正体・中身、本当のありさま・内容といった意味です。哲学では、さまざまに変化する現象の根底にある本質的なものを意味します。
「実態」は、実際の状態、ありのままの様子という意味です。実体と同じ意味で用いられることもあります。
「実体」の使用例
- 生命の実体は何か
- 光の実体をつかむ
- 実体経済
- 実体のない会社
- 実体法
「実態」の使用例
- 経営の実態
- 実態(実体)を明らかにする
- 実態に即する
- 実態調査