「名文」「明文」「銘文」の意味の違い
【名文】すぐれた文章、有名な文章
【明文】条文として示された文章
【銘文】銘として記された文字
「名文」「明文」「銘文」は、いずれもメイブンと読む同音異義語です。
「名文」は、すぐれた文章という意味です。対義語は「悪文」。また、古典のなかのよく知られている文章という意味で使われることもあります。
「明文」は、(法令の)条文という形ではっきりと示された文章を意味します。
「銘文」は、金石・器物に銘として刻まれた文字・文章を意味します。
「名文」の使用例
- 名文に触れる(親しむ)
- 名文家
- 平家物語の名文
「明文」の使用例
- 明文の規定
- 明文化する
「銘文」の使用例
- 銘文を刻む
- 仏像の銘文