「ほつれる」と「ほころぶ」の意味の違い
【ほつれる(解れる)】糸がほどける、髪が乱れる
【ほころびる(綻びる)】布の縫い目がほどける、穴が空く
「ほつれる(解れる)」は、布やニットなどの編んだ糸ががほどける、また、きちんと束ねてある髪などが乱れることを意味します。
「ほころびる(綻びる)」は、「ほころぶ(綻ぶ)」とも書き、布の縫い目がほどけ(てすきまができ)たり、生地に穴が空いたりすることを意味します。また、蕾(つぼみ)が開き始めるという意味や、表情がやわらぐ・笑顔になるという意味もあります。
「ほつれる」は糸に注目したときに、「ほころびる」は生地に注目したときに用いられる傾向があります。
「ほつれる」の使用例
- セーターがほつれる
- 髪がほつれる
「ほころびる」の使用例
- ズボンがほころびる
- 袖口がほころびる