「枯れ木も山の賑わい」の意味
枯れ木も山の賑わい(かれきもやまのにぎわい)
意味:つまらないものでも無いよりはましである
「枯れ木」であっても、山に趣(おもむき)をそえるには役に立つということ。つまり、つまらないものであっても、数のなかに入れておいたほうが寂しくなくてよい、有ったほうが無いよりはましだ、という意味を表します。
人がたくさん集まったほうがにぎやかでよい、という意味で用いるのは本来の用法ではありません。
「枯れ木も山の賑わい」の使用例
・「枯れ木も山の賑わい」と言いますから、ぜひ私も参加させてください。
つまらないようなものでも有ったほうがよい、という意味ですから、自分のことを謙遜していうときにこのことわざを引用します。他人に対して用いることは、失礼になります。
・「枯れ木も山の賑わい」と言いますから、部長もぜひご参加ください。(✕)