紛らわしい語

「振込」と「振替」の違い

投稿日:2016年7月13日 更新日:

「振込」と「振替」の意味の違い

ふりこみ【振込】 他人の口座にお金を入れる。

ふりかえ【振替】 自分の口座間でお金を移動する。

 

私たちが銀行でよくする取引のなかに、「振込」と「振替」というのがあります。似通ったことばであり、しかも取引内容もなんとなく似ているような感じもします。

「振込」というのは、ある人が他人の金融機関の口座にお金を入れることです。「振込」は、現金ですることもできるし(現金振込)、口座からすることもできます(口座振込)。

たとえば、AさんがB会社の銀行口座にATMで現金を入金したり、キャッシュカード(口座)で数字のお金をやりとりしたりするのが「振込」です。

 

これに対して、「振替」というのは、同じ金融機関の同じ名義の口座どおしで数字のお金を移動させることを言います。

たとえば、Aさんがある銀行のAさん名義の普通預金口座から同じ銀行のAさん名義の定期預金口座にお金を移すことが「振替」です。

 

ゆうちょ銀行の場合

ゆうちょ銀行の場合には、以上の用語法とは異なります。

ゆうちょ銀行の口座から他の金融機関の口座へ送金するときには、一般の金融機関といっしょで「振込」という用語を使います。

しかし、ゆうちょ銀行の口座へ送金するときには独自の用語が使われており、一般の金融機関の「現金振込」にあたるものを「払込み」と呼び、「口座振込」にあたるものを「振替(電信振替)」と呼んでいます。

 

「口座振替」とは

なお、「口座振込」と似たようなことばに「口座振替」というのがあります。これは、クレジットカード利用料や公共料金などを口座から自動的に引き落としてくれるサービスであって、「自動引落し」と言われることもあります。

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