「仕分け」と「仕訳」の意味の違い
「仕分(け)」と「仕訳」は、どちらもシワケと読む語です。
【仕分(け)】 区分・分類する
【仕訳】 (簿記で)取引を勘定科目に分類すること
どちらも、物事についての区分という意味を持ちますが、使われる場面が異なっています。
「仕分け」は、品物などを種類・用途などに応じて分類・整理すること。
「仕訳」は、複式簿記における取引の分析・記録の一つ。
「仕訳」は簿記用語であり、一般的には「仕分け」の語を用います。
「仕分け」の使用例
- 届いた荷物を仕分ける
- 商品を仕分けるバイト
- 事業仕分け
- 仕分け作業
- 仕分け機
- 仕分け財布
「仕訳」の使用例
- 仕訳帳
- 貸借の仕訳
- 仕訳伝票
注意点
動詞にする際、「仕分ける」と表すことはできますが、「仕訳る」と表すことはできません。
「仕訳する」と表しましょう。