「一言居士」の意味
一言居士
読み:いちげんこじ
意味:何にでも意見を言わないと気がすまない人
「一言(いちげん)」は、ひとことの意味。
「居士(こじ)」は、仏教のことばで、在家の(出家していない)男性信者や、法名の下につける男子の称号のこと。
つまり、何事にも意見をひとこと言わないと気が済まないたちの人(男性)を意味します。良い意味ではなく、困った存在であるという意味を込めていうときに用いられます。
「一言」は、この四字熟語の場合は「いちげん」と読みます。「一言半句」のように「いちごん」と読む四字熟語もあるので、混同しないように注意しましょう。
「一言居士」の使い方
(例)一言居士の彼のおかげで話し合いが長引いた。
何にでも意見を言う人のことを指していうときに用います。その人をほめる意味では使いません。