「一言半句」の意味
一言半句
読み:いちごんはんく
意味:ほんのわずかな言葉
「一言」は一つのことば、「半句」は一句の半分で短い言葉の意味。
つまり、ほんのわずかの言葉という意味を表します。
「一言」は、イチゲンと読むこともある熟語ですが、この場合はイチゴンと読みます。
「一言半口」と書かないように注意しましょう。
なお、一字違いの四字熟語である「一言一句(いちごんいっく)」も同様の意味です。
「一言半句」の使用例
(例)これから言う大事なことは、一言半句も聞き漏らしてはいけない。
「一言半句」は、わずかな言葉という意味を表すときに用います。多くの場合、「ない」などの打消しの語をともないます。
言葉の一つひとつという意味を強調したいときには、「一言一句」という四字熟語を用いるほうが適切でしょう。
(例)先生の話を一言一句聞き漏らさない。
類義語・対義語
「一言半句」に類似する意味の四字熟語として、「一言一句(いちごんいっく)」「片言隻語(へんげんせきご)」があります。
反対の意味の四字熟語としては、「千言万語(せんげんばんご)」があります。