「死角」と「視角」の意味の違い
【死角】視界の外、注意が及ばない部分
【視角】視点・立場
「死角」と「視角」は、シカクと読む同音異義語です。
「死角」は、弾丸の届く距離にあるが、障害物や銃の構造のせいで命中させることのできない領域を意味します。そこから、視界の外という意味や、注意が及ばない部分に多く使われます。
「視角」は、目と物体の両端とを結ぶ2つの直線がなす角度を意味します(近いほど大きくなり遠くなるほど小さくなる)。そこから、視点・立場といった意味で用いられることもあります。なお、視野・視界と同義に用いられることもあります。
「死角」の使用例
- 死角になる(入る)
- バックミラーの死角
- 捜査の死角
「視角」の使用例
- 視角を変える〔=視点〕
- 新しい視角から捉える
- 視角に入る〔=視野〕
- 視角が広い〔=視界〕