「乾く」と「渇く」の意味の違い
【乾く】水分がなくなる
【渇く】水がほしくなる
「乾く」と「渇く」は、どちらもカワクと読む異字同訓の語です。
「乾く」は、水分・湿気がなくなる意味です。そこから、温かみのない、冷たい感じがする意味にも用いられます。対義語は「湿る」。
「渇く」は、口から水を飲みたくなる、含みたくなる状態を意味します。そこから、なにかを強く欲しているようすを意味することもがあります。
「乾く」の使用例
- 洗濯物が乾く
- 乾いた空気
- 舌の根も乾かぬうちに〔=なにかを言い終えた直後にそれとは矛盾することを言うさま〕
- 乾いた笑い
「渇く」の使用例
- のどが渇く
- 口の渇き
- 愛情に渇いている