「合う」「会う」「遭う」の意味の違い
【合う】一致する、調和する
【会う】人と対面する、集まる
【遭う】好ましくないことを経験する
「合う」「会う」「遭う」は、いずれもアウと読む異字同訓の語です。
「合う」は、物事が一致する、うまくあてはまるという意味です。そこから、互いに調和する、一体になる、いっしょのことをするという意味にも用いられます。
「会う」は、ある場所で人といっしょになる、対面するという意味です。恋人など親しい人とあうときは「逢う」を用いることがあります。対義語は「分かれる」。
「遭う」は、災難など好ましくないことに遭遇する、経験するという意味です。「遇う」と書くこともあります。
「合う」の使用例
- 話が合う
- つじつまが合わない
- サイズが合う
- 帳尻が合わない
- 時計の針を合わせる
- 答え合わせ
- ネクタイの色が合わない
- 溶け合う
- 落ち合う
- 愛し合う
「会う」の使用例
- 友達と会う
- 約束の場所で会う
「遭う」の使用例
- ひどい目に遭う
- 交通事故に遭う
- 夕立に遭う