「公言」「広言」「巧言」の意味の違い
【公言】堂々と言う
【広言】口にまかせて言う
【巧言】ことば巧みに言う
【高言】えらそうに言う
「公言」「広言」「巧言」「高言」は、いずれもコウゲンと読む同音異義語です。
「公言」は、みんなの前で堂々と言うこと・そのことばを意味します。公表。
「広言」は、口に任せて相手かまわず大きなことを言うこと、大口をきくこと、あるいはそのことばを意味します。荒言(こうげん)。
「巧言」は、ことばを巧みに飾って言うこと・そのことばを意味します。本心ではそう思っていないのに、口先だけのことを言うときに用います。
「高言」は、いばって偉そうに言うこと・そのことばを意味します。
「公言」の使用例
- 公言してはばからない
- 天下に公言する
「広言」の使用例
- 広言を吐く
「巧言」の使用例
- 巧言に惑わされる
- 巧言令色(れいしょく)〔=言葉を飾り、愛想よく取り繕うこと〕
「高言」の使用例
- 高言を吐く
- 高言が鼻持ちならない