形而上学の意味
【形而上学】
メタフィジック(metaphysics)の訳語。
神や霊魂など存在の根本原理とされているものを、純粋に観念的な思考や直観によって認識しようとする学問をいいます。
メタフィジックの語源であるギリシア語のメタフィジカは、自然学の後に置かれた書物という意味であり、アリストテレスの著作を編集する際の配置に由来しています。
「形而上」は、形がなくて感覚的に存在を知ることができないものという意味です。対義語の「形而下」は、形があって感覚的に存在を知ることができるものの意味。
一般的に「形而上学」という場合は、現実とかけ離れた抽象的な議論を揶揄(やゆ)する意味で使われます。
形而上学の使用例
- それは形而上学的な机上の空論にすぎない。