「召し上がる」の意味
召し上がる(めしあがる)
意味:「食べる・飲む」の尊敬語
「食べる・飲む」の尊敬語としてよく使われる表現です。
「食べる・飲む」の尊敬語には、ほかにも「お食べになる・お飲みになる」「食べられる・飲まれる」などがありますが、他人に飲食をすすめるときには「召し上がる」が一般的です。
「召す」や「上がる」だけでも「食べる・飲む」の尊敬語になりますが、ふつうは、「お召しになる」「お上がりくださる」といった形で使います。
「お召し上がりくださる」や「お召し上がりになる」といった形で使われることもあります。これらの表現は二重敬語ですが、慣用的に使用されているので間違いではありません。
「召し上がる」の使い方
目上の人が「食べる・飲む」ことを表す尊敬語として使います。
どうぞ召し上がってください。
昨晩は、何を召し上がりましたか。
より敬意を示すときには、「お召し上がりくださる」「お召し上がりになる」といった形を使います。
温かいうちにお召し上がりください。
お酒をお召し上がりになることができます。
ただし、「お召し上がりになられる」という表現は、「お召し上がりになる」にさらに尊敬の「れる」が付いた形なので、過剰な敬語であって不適切です。
✕ 店内でお召し上がりになられますか。
○ 店内でお召し上がりになりますか。
「お召し上がりください」は、より簡単に「お上がりください」とすることもできます。
温かいうちにお上がりください。
「召し上がる」の類似表現
- お食べになる・お飲みになる
- 食べられる・飲まれる
- お召しになる
- お上がりくださる