「逝去」の意味と使い方

尊敬語

「逝去」の意味

逝去(せいきょ)

意味:「死ぬ」の尊敬語

「逝」も「去」も、(遠くへ)行ってしまうという意味です。

「逝去」で、他人の死を意味します。

他人の死を表す言葉には、ほかにも「死亡」「死去」「永眠」「永逝」「他界」などがありますが、「逝去」は尊敬の意味を持っています。

「逝去」は、尊敬語ですので、身内や動物には用いることはできません。

「逝去」の使い方

「逝去」は、他人の死に敬意を表すときに用いられます。弔電などの文章中で用いられる言葉であって、会話で用いることはふつうありません。口頭の場合には、「お亡くなりになる」「亡くなられる」を用います。

通常は、接頭語の「ご(御)」を付けます。

ご尊父様のご逝去を悼(いた)み、謹(つつし)んでお悔やみ申しあげます。
おじいさまがお亡くなりになったそうですね。
あの方は、先日、病気で亡くなられました。

尊敬語であるので、身内や動物について用いることはできません。

身内の死の場合には、「死ぬ」では露骨すぎるので、「亡くなる」や「亡くす」を用います。

身内が年長者であれば「亡くなる」を、年少者であれば「亡くす」を用いる傾向があります。

また、動物の死の場合には、そのまま「死ぬ」「死なれる」と表現します。

去年、父が病気で亡くなりました。
10年前の震災で家族を亡くしました。
先日飼っていた猫が死にました。