「記す」と「印す」の意味の違い
【記す】文字を書き留める、覚えておく
【印す】痕跡をのこす、しるしを付ける
「記す」と「印す」は、どちらも「しるす」と読む異字同訓の語です。
「記す」は、文字・記号を書き留めることを意味します。また、覚えておくという意味もあります。「誌す」「識す」と書くこともあります。
「印す」は、痕跡を残したり、しるしを付けたりすることを意味します。「標す」とも書きます。
「記す」の使用例
- 名簿に名を記す
- 議事録に記す
- 心(胸)に記す
「印す」の使用例
- 足跡(第一歩)を印す
- 傍点(チェック)を印す
- 紋章が印される