「良い」と「善い」の意味の違い
【良い】優れている、好ましい
【善い】道徳的に望ましい
「良い」と「善い」とは、どちらも「よい」または「いい」と読む異字同訓の語です。
「よい」は主に書き言葉で、「いい」は話し言葉で用いられます。
「良い」は、いろいろな意味ですぐれている、好ましいことを意味します。一般的に「よい/いい」というときは、「良い」を用います。
「善い」は、道徳的に望ましい・正しい、人として立派であるという意味です。
なお、愛着や喜び、満足などを感じられて好ましい場合には、「好い」を用いることもあります。
「良い」の使用例
- 成績(品質)が良い
- 眺めが良い
- 手触りが良い
- 運(調子)が良い
- 体に良くない
- 良い本
- 良い習慣
- 良い方法
- 良い(好い)子
- 印象(感じ)が良い(好い)
- 天気(景気)が良い(好い)
- 都合(タイミング)が良い(好い)
- 良い(好い)出来
- 人が良い(好い)
- 給料が良い〔=高い〕
「善い」の使用例
- 行いが善い
- 性格の善し悪し