「焼きが回る」の意味
焼きが回る(やきがまわる)は、頭の働きや腕前が衰える、という意味の慣用句です。
「焼き」とは、刀鍛冶の用語で、刀の刃を熱して水で急に冷やして丈夫にすることです。
この焼きで火が回りすぎると、かえって切れ味が悪くなってしまいます。
そこから、歳を取るなどして頭の覚えや回転が弱くなったり腕前が衰えることの比喩として、「焼きが回る」と言われるようになりました。
「焼きが回る」の使用例
・こんな簡単なミスをするなんて俺も焼きが回ったな。
「焼きが回る」の類似表現
- 腕が鈍(なま)る
- 腕前が落ちる