「説く」「解く」「溶く」の違い

「説く」「解く」「溶く」の意味の違い

【説く】わかりやすく伝える

【解く】ほどく、答えを出す、取り除く

【溶く】(固体を)液状にする

「説く」「解く」「溶く」は、いずれもトクと読む異字同訓の語です。

「説く」は、相手にわかりやすく伝える・説明するという意味です。「釈く」と書くこともあります。

「解く」は、結んだり絡み合ったりしたものをほどくという意味です。そこから、複雑に入り組んでいる状態をほぐすようにして答えを出すという意味や、拘束している物を取り除く・元の状態に戻す・職をやめさせるという意味にも用いられることがあります。

髪の毛を梳(す)くという意味もありますが、この意味では「梳(と)く」とも書きます。

「溶く」は、固体状の物を液体と混ぜ合わせて液状にすることを意味します。

「説く」の使用例

  • 教え(真理・道)を説く
  • 意味を説く
  • 説き伏せる

「解く」の使用例

  • 紐(帯)を解く
  • 結び目を解く
  • 問題(パズル・謎)を解く
  • 警戒(緊張)を解く
  • 包囲を解く
  • 誤解(疑い・怒り)を解く
  • 任を解く
  • 契約を解く
  • 髪を解く〔=梳く〕

「溶く」の使用例

  • 小麦粉を水に溶く
  • 絵の具を溶く
  • 卵を溶く〔=かきまぜてほぐす〕