「怪しい」と「妖しい」の違い

異字同訓

「怪しい」と「妖しい」の意味の違い

【怪しい】疑わしい

【妖しい】神秘的な魅力がある

「怪しい」も「妖しい」も、ともに「あやしい」と読む異字同訓の語です。

「あやしい」ということばは、基本的な意味として、実体がはっきりしないことを表しています。

そこからまず、疑わしかったり(不審)安心できなかったり(不安)ようすを意味することがあります。この場合、「怪」を当てて「怪しい」と書き表します。

次に、人をひき付けるような神秘的な魅力があるという意味も表すことがあり、この場合、「妖」を当てて「妖しい」と書き表します。

そのほか、ふつうでない、奇妙であるという意味を表すこともあります。その場合、「奇」を当てて「奇しい」と書きますが、あまり用いられない表現です。「奇しい光」など。

「怪しい」の使用例

  • 挙動が怪しい
  • 怪しい物音
  • 約束を守るか怪しい
  • 雲行きが怪しい
  • あの二人は怪しい〔=密かに男女関係にあるようす〕

「妖しい」の使用例

  • 妖しい美しさ
  • 宝石が妖しく輝く