「ささやか」の意味
ささやか(細やか)
意味:規模が小さくて目立たないこと
「ささやか」は、「細やか」と書き、規模が小さくてこじんまりとしているさまや、目立たないありさまを意味する語です。
これを話し手が自分自身のものごとについていう場合には、多くは謙遜(けんそん)となって、形ばかりで中身が粗末なもの、取るに足りないものという意味になります。「ほんの気持ち」「心ばかり」「つまらない」などと言い換えることができます。
品詞は形容動詞で、文中では「ささやかだ」「ささやかだろ(う)」「ささやかだっ(た)」「ささやかで」「ささやかに」「ささやかな」「ささやかなら」の活用形や、語幹に付属語が付いて「ささやかながら」「ささやかですが」などの形で用いられます。
名詞にするときは、「ささやかさ」の形になります。
「ささやか」の使用例
《規模が小さい》
- ささやかな幸せを感じる
- ささやかな夢をかなえる
- ささやかな店を営む
- 都会の片隅でささやかに暮らしたい
《取るに足らない》
- ささやかな品を贈(おく)る
- ささやかですが(ささやかながら)、懇親会を開催いたします。