慣用句

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歯に衣着せぬ(はにきぬきせぬ)

「歯に衣着せぬ」の意味歯に衣着せぬ(はにきぬきせぬ)意味:思ったことを率直に言う「衣(きぬ)」は衣服のことで、それを「歯」に着せないというのは言葉を飾らないことのたとえ。自分の思ったことを遠慮して隠したりせずに、ずばずばと率直に言うさまを表...
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瓜二つ(うりふたつ)

「瓜二つ」の意味瓜二つ(うりふたつ)意味:二人がとてもよく似ている「瓜(うり)」を縦に二つに割ると、その切り口の形がまったく同じになります。この慣用句は、二人の顔や姿などが一見してわからないほど非常によく似ている様子を二つに割った瓜にたとえ...
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得体が知れない(えたいがしれない)

「得体が知れない」の意味得体が知れない(えたいがしれない)意味:人や物事の正体がわからない一説によると、「得体(えたい)」は、もとは「為体」とも書き、「体を為すようなはっきりしたもの」という意味です。それが「知れない」ということで、人の本当...
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芋の煮えたも御存じない(いものにえたもごぞんじない)

「芋の煮えたも御存じない」の意味芋の煮えたも御存じない(いものにえたもごぞんじない)意味:世間の事情にうとい「御存じない」は、「知らない」という意味。芋が煮えたのか煮えていないのかを判断する方法さえ知らない、そのくらいに世間の事情に無関心で...
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大船に乗る(おおぶねにのる)

「大船に乗る」の意味大船に乗る(おおぶねにのる)意味:安心して身を任せる大きな船であれば、暴風雨にあっても難破する危険が少なく、安心して乗っていられることができます。そこから、相手を信頼して安心を身を任せるような心理状態になることを表す慣用...
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手塩にかける(てしおにかける)

「手塩にかける」の意味手塩にかける(てしおにかける)意味:自分で面倒をみて育てる「手塩(てしお)」は、昔、不浄を清めるために食膳に備えられた塩のこと。料理をたべる者が自らの手で料理にかけて好みの塩加減にしました。そこから、幼いときから世話し...
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鼻に付く(はなにつく)

「鼻に付く」の意味鼻に付く(はなにつく)意味:飽きて嫌になる字義通りに解すると、嫌なにおいがいつまでも鼻につきまとっていて不快に思うという意味になります。この慣用句はそのような意味で用いられることもありますが、転じて、他人の言動に飽き飽きし...
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鼻を明かす(はなをあかす)

「鼻を明かす」の意味鼻を明かす(はなをあかす)は、相手を出し抜いてあっと言わせる、という意味の慣用句です。ここでの「鼻(はな)」は、その人の誇りや自信を表します。その「鼻」を「明かす」というのは、相手の誇りや自信を失わせるくらいに出し抜いて...
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月と鼈(つきとすっぽん)

「月と鼈」の意味月と鼈(つきとすっぽん)は、二つのものの違いが比べものにならないほど大きい、という意味の慣用句です。「月」と「鼈(すっぽん)」とは、どちらも丸い形をしていて似ています。しかし、空高く浮かんで光る「月」と、泥水の底に生息してい...
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青菜に塩(あおなにしお)

「青菜に塩」の意味青菜に塩(あおなにしお)は、すっかり元気がなくなるようすを表す慣用句です。青菜は、ホウレンソウやチンゲンサイなどの緑色の葉菜の総称で、菜っ葉(なっぱ)ともいいます。それまで元気であった人がすっかり元気をなくしてしょげている...