得体が知れない(えたいがしれない)

慣用句

「得体が知れない」の意味

得体が知れない(えたいがしれない)

意味:人や物事の正体がわからない

一説によると、「得体(えたい)」は、もとは「為体」とも書き、「体を為すようなはっきりしたもの」という意味です。

それが「知れない」ということで、人の本当のすがた、正体がわからないという意味を表します。人にかぎらず、物事についてもよくわからず怪しげであるさまを表すときに用いられます。

また、「得体」は、お坊さんの衣である「衣体(えたい)」から来ているという説もあります。

僧侶の宗派や格式はふつう衣の色から判別することができました。それがわからないような衣を着ている様子を「衣体が知れない」といったのが、「得体が知れない」に転じたとされます。

「得体の知れない」「得体のわからない」ともいいます。

「得体が知れない」の使用例

・娘の彼氏は、得体が知れない男なので心配だ。

・得体が知れない肩の痛みに悩まされた。

「得体が知れない」の類似表現

  • 何処の馬の骨(どこのうまのほね)
  • 正体不明