「合わせる」と「併せる」の違い
【合わせる】一致させる、一つにする
【併せる】別々のものを一緒に行う
「合わせる」と「併せる」は、ともに「あわせる」と読む異字同訓の語です。
「合わせる」は、物と物とを一致・調和させる、あるいは、一つにする・合算するという意味です。
「併せる」は、別々のものを一緒にして行うという意味です。一つにまとめるという意味で用いられることもあります。
「合わせる」の使用例
- 手(襟)を合わせる
- 力(心)を合わせる
- 時計を合わせる
- 調子(タイミング)を合わせる
- 答えを合わせる
- 服装に帽子を合わせる
- ピアノに合わせて歌う
- 薬を合わせる
- 合わせみそ
- 金額を合わせる
- 男女合わせて10人
「併せる」の使用例
- ガス代と電気代を併せて支払う
- 契約更新と併せて住所変更も行う
- 併せて健康を祈る
- 清濁併せ呑(の)む
- 両条件を併せ考える
- 隣国(会社)を併せる