「中」と「仲」の意味の違い
【中】ある範囲の内側、物事の間
【仲】人と人との関係
「中」と「仲」は、どちらも「なか」と読む異字同訓の語です。
「中」は、ある範囲の内側、ある物の内部という意味です。また、ものとものとの間(中間)、あるいは、ある状況が続いている間という意味もあります。
「仲」は、人と人との関係・間柄という意味です。
「中」の使用例
- その中から選ぶ
- 男の中の男
- 箱の中
- 家の中
- 心の中
- 列の中に入る
- 両者の中に入る
- 嵐の中
- 中身(なかみ)
- 真ん中(まんなか)
- 昼日中(ひるひなか)
「仲」の使用例
- 仲がよい(悪い)
- 仲を取り持つ(裂く)
- 仲良し(なかよし)
- 仲直り(なかなおり)
- 仲違い(なかたがい)
- 仲立ち(なかだち)
- 犬猿の仲(けんえんのなか)〔=非常に相性が悪いこと〕