「残る」と「遺る」の違い

「残る」と「遺る」の意味の違い

【残る】あとにとどまる、消えないでいる

【遺る】後世に伝わる

「残る」と「遺る」は、どちらも「のこる」と読む異字同訓の語です。

「残る」は、何かかが過ぎ去った後にとどまる・消えないでいる、全部が消えずに一部がそのままになっているという意味です。

「遺る」は、財産や名声などが後世に伝わるという意味です。この意味で、「残る」を使うこともできます。

「残る」の使用例

  • 会社に残る
  • 雪が残る
  • 傷が残る
  • 言葉が耳に残る
  • 悔い(疑問)が残る
  • 材料が残る
  • 仕事が残る
  • 生き残る
  • 残り時間
  • 居残り

「遺る」の使用例

  • 歴史に遺る(残る)
  • 名が遺る(残る)
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