「旨い」と「巧い」の意味の違い
【旨い】おいしい、条件がよい
【巧い】上手だ
「旨い」と「巧い」は、どちらも「うまい」と読む異字同訓の語です。
「旨い」は、味がよい・おいしい、あるいは、条件や都合がよい・好ましいという意味です。
「味がよい」という意味では、「美味い」または「甘い」と書き表すこともあります。
「巧い」は、技術が優れている、上手であるという意味です。「上手い」と書き表すこともあります。
なお、「旨い」の対義語は「不味い(まずい)」、「巧い」の対義語は「拙い(まずい)」になります。
「旨い」の使用例
- 酒が旨い(美味い)
- 旨い汁を吸う〔=努力しないで得する〕
- 旨い話〔=条件がよすぎる話〕
- 旨く事が運ぶ
「巧い」の使用例
- 運転が巧い(上手い)
- 機嫌取りが巧い(上手い)
- 巧く(上手く)対処する