「気が置けない」の意味
気が置けない(きがおけない)は、気楽に付き合うことができる、という意味の慣用句です。
「気」は、ここでは遠慮・気遣いという意味です。それが「置けない」ということで、遠慮がいらない様子を表しています。
お互いに遠慮することなく、気軽に付き合うことができる仲を表すときに使われます。
「置けない」という否定の表現につられて、安心して心を許すことができない、打ち解けられないというように、本来の意味とは真逆の意味に誤解しやすい慣用句です。
「気が置けない」の使用例
・「彼とは中学時代からの知り合いで、お互いに気が置けない仲だ。」
「気が置けない」の類似表現
- 気を許させる(きをゆるせる)
- 気心が知れる(きごころがしれる)
「気が置けない」の反対表現
- 気が詰まる(きがつまる)
- 気を許せない(きをゆるせない)