「けりを付ける」の意味
けりを付ける(けりをつける)は、物事の決着をつける、という意味の慣用句です。
「けり」は、古語の助動詞であって、和歌・俳句の最後によく使われることから、ここでは結末や締めくくりといった意味を表します。
その「けり」を付けるということで、懸案となっていた物事の決着を付ける・締めくくるという意味になります。
「蹴りを付ける」と書くのは、間違いです。
「けりを付ける」の使用例
・「腐れ縁に早くけりを付けて別れたい。」
「けりを付ける」の類似表現
- けじめをつける
- 方を付ける(かたをつける)
- 始末をつける(しまつをつける)
- 終止符を打つ(しゅうしふをうつ)
- 幕引きにする(まくひきにする)