うだつが上がらない(うだつがあがらない)

慣用句

「うだつが上がらない」の意味

うだつが上がらない(うだつがあがらない)は、いつまでも良い境遇になれない、という意味の慣用句です。

この慣用句の由来には諸説あります。

一つは、「うだつ」は、「梲」〔=梁の上に立てて棟木を支える短い柱〕のことで、上にも下にも伸びることができない様子に見えるので、いつも立身出世できないでいる状態を指すようになったという説です。

また、「梲を上げる」で棟上げする〔=新築する〕ことを意味し、家を新築できるような良い境遇になれないことを「梲が上がらない」というようになったという説もあります。

他の説として、「うだつ」は、「卯建つ」〔=民家の屋根の間に防火用としてつくった土壁〕のことで、立派な「卯建つ」であるほど家が裕福であることを意味したことから、低迷したままで生活が良くならないことを「うだつが上がらない」と言うようになったというものもあります。

「うだつが上がらない」の使用例

・「真面目に働くつもりがなければ、いつまで経ってもうだつが上がらないよ。」

「うだつが上がらない」の類似表現

  • 世に出ない(よにでない)
  • 芽が出ない(めがでない)
  • 鳴かず飛ばず(なかずとばず)
  • 万年平社員(まんねんひらしゃいん)